ヨーロッパ戦争
第ニ章 出撃!
「おい!ウェルシー起きろ!起きろって!」
「ふぁ?・・・・」
「出撃命令が出たぞ!他の奴らはもう準備してるぞ!」
「う〜・・ん?カリアちゃんおはよー 今何時?」
「午前2時、早く準備しろよ」
「人間の起きる時間じゃないよー(泣)」
〜10分後〜
「正式な手続きが完了した。そこで、早速出撃してもらう」
そして、上官は外を指差す。
外にはトラックが一台止まっている。
「あれに乗って野外基地へ行ってもらう。
その後、あちらの指揮下に入り任務を遂行せよ」
「あの〜質問いいですか?」
「何だ?言ってみろ」
「潜伏兵の対応に追われて指揮をすることができないって前報告されませんでしたか?
だから捜索は部隊長に任せるって・・」
「あのなウェルシー・・・いくら戦力が足りないからってまったくの放置って事はありえないんだ。
ちゃんと現地に指揮官殿がおり少数で対処してるんだよ・・それで君達は
その指揮官殿から作戦行動範囲を聞いて、その行動範囲の中でだけ部隊長の独断で動けってことな
分かったか?」
な〜んだ、それならそうとちゃんと言ってくれればいいのに・・・・・
「わかったか?!」
「は、はい!」
「だったら早くトラックに乗れ!」
トラックに乗って数十分が経過 まだまだ目的地に着きません。
ん?んん??
「あ、あれ?・・人数足りなくない!?ガベージちゃんにアルエちゃん
パラレットさんは!??」
もしかして置いてきちゃった?,,,,,
「ねぇねぇカリアちゃん!!私どうしよう・・・いまさら引き返せないよね!?」
「・・・・・・・・・・・ミア、説明してやれ」
「了解です!カリア曹長! 現在、パラレット少佐は部下のガベージ下級准尉、アルエ下級准尉と
現地で私達小隊がすぐ行動できるように様々な手続きなどを行っています!」
「そっか〜私達より先に行ってたんだね、もう〜なんで誰も教えてくれないのさ〜」
「報告書を机の上に置いといただろ・・・・・」
「え?」
「まさか気がつかなかったのか?」
「うん・・・・」
「・・・・・・・・」